S耐 2025 第5戦 オートポリス5H

7/26(土)・27(日)にENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE 第5戦 が大分県・オートポリスで開催されました。
弊社代表の土肥が、HCM UCHINO RACINGチーム、 36号車のドライバーとして参戦いたしました。
エントリー車名は「HCM内野製作所FL5」。 FL5型シビック タイプRでST-2クラスへの参戦です。
チームの目標は、「ノーアクシデント・ノートラブル・ノーペナルティーで完走!」
コースアウトや接触などに注意して、レギュレーション違反も無いように最後まで走り切り、経験豊富な他チームは手強いですが、ひとつでも上の順位を目指します!
今回、チームは初めてのオートポリス。
ドライバーもN-ONEオーナーズカップでの走行経験はありますが、FL5で走るのは全員が初めて。
木曜日の専有走行ではコースに慣れるべく、慎重に走行を重ねていきます。
内野選手に交代し、ペースが徐々に上がってきたところで、第2ヘアピン(30R)でアクシデントが発生!
スポンジバリアに右フロントからヒットしてしまいました。
第2ヘアピンは入り口は上り、出口は下りとなっており、先が見にくい危険なコーナーで、他のドライバー3名も同じ場所でコースアウトを喫している難所です。
自走でピットに戻り、メカニックたちは修復作業に取り掛かります。
幸いにも大きなダメージはなく、金曜日の公式練習前に修復できました。
公式練習日の夕方にサーキットウォークをしてきました。
自転車や徒歩でコースを下見ができる時間が設けられており、今回初めて歩いて回ってみました。
実際に歩くと、傾斜が思ったよりあったり、路面が少し凸凹していたりと、じっくり見ることでいろんな発見があります。
写真はジェットコースターストレートと呼ばれている下りの直線区間ですが、傾斜がきつく、上から見ると本当にジェットコースターのようでした。

そして土曜日は予選です。 予選は、A・B、ふたりのドライバーのベストタイムの合算でグリッドが決まります。
土肥が昨年の鈴鹿戦以来の2回目のAドライバーとして走行いたしました。
上位陣のプロドライバーにはまだまだ敵いませんが、初オートポリスで2分6秒340。
あと少しで目標の5秒台というところまで伸ばすことができました。
予選の結果、クラス8番手からのスタートとなりました。

決勝は7月27日、日曜日。 天気は快晴。
風が時折強く吹いていますが、おかげで湿気があまりなく、比較的涼しく感じます。
ピットウォークでは、多くのお客さんが来られて盛り上がってきました!
決勝の走行順は、第1スティントが土肥(左から1番目)。 第2スティントは阿久津選手(右から2番目)。
第3スティントは岩間選手(右から1番目)。 第4スティントは内野選手(左から2番目)です。
そして11時にスタート! 5時間後のゴールを目指します。
スタート後1時間30分。 予定した走行時間を走り切って、第2スティントの阿久津選手に交代。
チームの料理長、阿久津選手の走り。
安定した走行で約1時間40分を走り切り、その後はキッチンテントで敏腕を振るいます。
第3スティントはHCMの店長、岩間選手が担当。
土肥と同じく約1時間30分、39周を危なげなく走行。
着実に周回を重ねます。

そして最後は内野選手がチェッカーを受け、ST-2クラス8台中6位で完走することができました!
LAPは137周。 ほぼ予定通りのレース運びで、目標である「ノーアクシデント・ノートラブル・ノーペナルティー」での完走を果たしました。
SC導入1回、FCY1回、赤旗0回と、全体を通しても比較的クリーンなレースとなりました。
HCM UCHINO RACING TEAMを応援していただいた皆様、本当にありがとうございました!
少しずつではありますが、チームとして確実にステップアップしています。
いつか表彰台を目指して今後も頑張っていきますので、引き続き応援の程、よろしくお願いいたします!
参加された皆様、関係者の皆様、お疲れ様でした!